柏崎市南下

この桜の木によくギフチョウが吸蜜に訪れていた。結構敏捷で結局、ギフチョウを撮影できなかった。
柏崎市南下

2008年4月16日 新潟県長岡、柏崎方面へ 最終章


帰りがけ、黒姫山へと寄ってみることにした。まだ、ちょっと時期は早そうだが様子をみて帰ろうというのである。林道に入ると、直ぐに前方でパワーシャベルカーが除雪作業をしている。わざわざどいてもらうことも出来ないので、あきらめることにした。この付近には結構、カンアオイが多くギフチョウもいる。しかし、数は多くないようだ。というよりは激減したといったほうが正しいだろう。もともとは広大な雑木林でその林床にはたくさんのカンアオイがあり、たくさんのギフチョウがいた。ところが、何年か前からこの雑木林を伐採して八重桜を植えてしまったのである。これにより、およそ三分の二のギフチョウ生息地が破壊されてしまった。雑木林を伐採して八重桜を植樹してどうするというのであろう。確かに5月の一時期は八重桜が咲いて綺麗かもしれない。これも人間のすること致し方ないのかもしれないが、これはれっきとした自然破壊である。八重桜を見に来て「なんてすばらしいんでしょう。ここはよく自然が残っていていいわねえ。」こんなことを言っていてはいけないのである。



小岩トンネルを抜けて高柳町に入ると残雪が多い。途中、ふきのとうを摘む。このふきのとう、てんぷらにしたり、葺き味噌にしたりすると酒のつまみにぴったりなのである。松代、松之山は更に残雪が多い。湯沢の温泉街に立ち寄って、温泉饅頭を土産に購入する。後は関越道を一路、練馬に向けて走るだけである。今日一日、ギフチョウを十分に堪能することが出来た。


柏崎市桜峠へと続く道

道は荒れていて歩きにくい。ところどころ日当たりの良いところがあって、ギフチョウが飛ぶ。柏崎市桜峠

柏崎市苛島のギフチョウポイント入口

苛島のポイント付近、入口付近からカンアオイはあるがギフチョウは少ない。柏崎市苛島のギフチョウポイント入口

2008年4月16日 新潟県長岡、柏崎方面へ No.5


高河内山を離れる。次にどこへ行こうかあてはない。2万5千分の1地図を眺める。この付近では少し時期が遅いので少し内陸方面を目指してみる。細越、水上と通り過ぎる。この付近のソメイヨシノは今が満開で綺麗である。黒姫山方面へと走る。とりあえず、以前行ったことのある苛島に行ってみることにした。ここはカンアオイはそこそこ見られるのだが、ギフチョウは余り多くなかった。理由は良く分からない。状況が変化していないか、即ち、たくさんのギフチョウが飛んでいないかを見に行ってみることにした。



苛島のポイント入口に車を止めて歩き始める。突然、足元からギフチョウが飛び出した。驚かしてしまったので、あっという間にどこかに飛び去ってしまった。田圃の脇を歩いてカンアオイの多い雑木林の中に入る。ギフチョウが飛んだ。二匹が絡まりあって飛んでいる。採ってみるとオスとメスとのペアであった。メスは交尾済みであった。二匹ともピカピカであったが、オスは少しかけていた。たくさん卵を産んでくれることを願ってこれらをリリースする。その後は一向にギフチョウは現れない。



苛島はやはりギフチョウは多くなかった。あれだけカンアオイがあり、時期もぴったりなのにどうも分からない。少し折居方面に走り、桜峠方面へ上る道があったのでこれに入ってみる。ここは植林が進んでおり、杉も随分と大きく、日も傾き始めたことも加わって林床まで太陽の光が十分に届いていない。それでもところどころで日当たりの良いところがある。道もススキの枯れたものや雑草が伸びていて荒れている。歩きにくい。到底、ギフチョウなど跳びそうもない環境である。しかし、杉の大木の下にはところどころにカンアオイが見当たる。随分と歩いたがギフチョウは飛ばない。あきらめて帰ろうとすると、上空からギフチョウが舞い降りてきた。そういえば、ここは結構日当たりが良い。この付近に佇んでいると、上空からギフチョウがときどき舞い降りてくる。それを眺めながら時間を過ごす。時刻は午後3時頃、恐らく今日最後のギフチョウであろう。十分、ギフチョウを堪能した。そろそろ帰ることにする。